プロフィール

こんにちは、濱谷 陸太(はまや りくた)です。

ハーバードで予防医学を研究している医者です。

 

経歴

東京医科歯科大学医学部医学科卒業

→初期研修+循環器内科後期研修、その後循環器内科スタッフとして勤務

→ハーバード公衆衛生大学院留学、疫学修士を取得

→ハーバード大学院population health science博士課程(心血管病疫学専攻)卒業、疫学博士と生物統計修士を取得

→Brigham and Women’s病院予防医学科にて研究員、株式会社エブリワン・コホート代表

 

 

私がやっていること

私は予防医療の発展に全人生をかけています。

予防は治療より圧倒的に大事ですが、治療に比べて全然発展していません。臨床医として、治療の限界を、様々な点ではっきり認識しました。予防が発展すれば、多くの社会問題が解決します。今後日本だけでなく、世界が目指すべきは予防の発展です。

これにむけ、私は研究とビジネスに全力を尽くしています。

 

研究では、サプリの個別化、新たなバイオマーカーの確立、運動や食事の新しいエビデンス構築、安定狭心症治療の最適化などをテーマとしています。特に因果推論の発展的手法や機械学習を使った解析が得意です。以下、いくつか論文の例です:

Hamaya R, Mori M, Miyake K, Lee IM. Association of Smartphone-Recorded Steps Over Years and Change in Cardiovascular Risk Factors Among Working-Age Adults. J Am Heart Assoc. 2022;11(14):e025689. doi:10.1161/JAHA.121.025689

Hamaya R, van de Hoef TP, Lee JM, et al. Differential Impact of Coronary Revascularization on Long-Term Clinical Outcome According to Coronary Flow Characteristics: Analysis of the International ILIAS Registry. Circ Cardiovasc Interv. 2022;15(6):e011948. doi:10.1161/CIRCINTERVENTIONS.121.011948

Hamaya R, Mora S, Lawler PR, et al. Association of Plasma Branched-Chain Amino Acid With Biomarkers of Inflammation and Lipid Metabolism in Women. Circ Genom Precis Med. 2021;14(4):e003330. doi:10.1161/CIRCGEN.121.003330

Hamaya R, Ivey KL, Lee DH, et al. Association of diet with circulating trimethylamine-N-oxide concentration [published correction appears in Am J Clin Nutr. 2020 Dec 10;112(6):1656]. Am J Clin Nutr. 2020;112(6):1448-1455. doi:10.1093/ajcn/nqaa225

 

ビジネスでは、株式会社エブリワン・コホートを創立し、「科学的根拠に基づく予防医療」を広めるべく、活動しています。具体的には、ヘルスケアアプリの運営、健康経営のサポートを行います。

研究だけではなし得ない、社会へのインパクトを目指していきます。

こちらがwebsiteです:https://www.everyone-cohort.com/

現在クラウドファンディングを行なっています(是非応援ください!):https://readyfor.jp/projects/everyonecohort

 

 

私の考え

私が予防医療に全振りしようと決意したのは臨床経験があってのことです。

そしてその気持ちがより高まったのは、娘の進行癌を経験したことです。

 

身内が深刻な病気になると、本当に何をする気力もなくなり、生活に光がなくなります。

闘病していた1年以上、私も家族もとてもつらかったです。

娘の病気は予防のしようがないものでしたが、予防できる病気はたくさんあり、その効果的な予防策が当たり前にならなくてはなりません。

 

予防医療は、科学として発展していくことが重要です。

同時に、その知見をすぐに活かせるようになることに、ハードルがあってはなりません。

これらを突き詰めることを、ライフワークとしてやっていきます。

 

 

受賞歴

参考までに、留学以降の受賞歴歴です。

2022年 公益財団法人不二たん白質研究振興財団 リサーチフェローシップ

2020年 Harvard T.H. Chan School of Public Health Certificate of Distinction

2019年 上原記念生命科学財団 リサーチフェローシップ

2018年・2019年 研究奨励賞(東京医科歯科大学)

2018年 Best Presentation Award(Functional Revascularization Encouraged by Optimal Diagnostic Strategy Live 2018)

2018年 中島記念財団留学助成

 

講演依頼、仕事依頼等はこちらから受け付けています。

(2023/12現在、ブログは更新を中止しています)

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